しまんと・あしずり完全ガイド|高松・高知〜中村・宿毛の停車駅・2700系・四万十川と足摺岬をめざす土讃線特急の乗り方

最終更新: 2026年8月 / カテゴリ: 路線詳細 / 特急

しまんと・あしずり完全ガイド

💡 まずはここだけ!3つの要点

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しまんとに あしずりか〜四万十川と足摺岬、名前からしてもう高知の西の果てって感じがするな

しまんとあしずりは、高知とその西南部を結ぶJR四国の姉妹特急です。 高松から高知方面をつなぐのがしまんと、高知から先の中村・宿毛へ向かうのがあしずり。 2700系や南風との連結、四万十川・足摺岬の車窓、停車駅、予約のコツから、高知西南部(幡多地方)の旅行プランまで解説します。

ご注意: 本記事の情報は2026年8月時点のおおよその目安です。 実際の運行時刻・運行状況・停車駅や座席の設備・座席区分は JR四国(四国旅客鉄道) 等の公式情報でご確認ください。 ※ 本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。

しまんと・あしずりとは — 名前で役割が分かる姉妹特急

「しまんと」と「あしずり」は、名前を聞くだけで“高知のどこへ向かう列車か”が伝わる、めずらしい特急です。 しまんとは日本最後の清流とうたわれる四万十(しまんと)川から、あしずりは四国最南端の岬・足摺(あしずり)岬から名前をもらっています。どちらも高知県西南部、幡多(はた)地方を象徴する地名です。

役割はきれいに分かれています。しまんとは、香川県の高松を起点に、予讃線・土讃線を通って琴平・阿波池田・大歩危を抜け、四国山地を越えて高知へ。あしずりは、高知を起点に、佐川・須崎・窪川を経て、その先の中村・宿毛までを担います。 高知を境に、「高松から高知まで」がしまんと、「高知から西南部まで」があしずり、というイメージで覚えると分かりやすい姉妹です。

同じ土讃線を岡山から高知へ縦に貫く南風とあわせると、四国南部の特急ネットワークが見えてきます。南風が「本州(岡山)から高知へ」の背骨だとすれば、しまんとは「香川(高松)から高知へ」の担当、あしずりは「高知から四国西南部へ」の担当。目的地に応じて、これらを乗り継ぎながら旅を組み立てていくことになります。

高松発のしまんとが、岡山発の南風と手をつなぐ

しまんとを語るうえで面白いのが、岡山発の南風と連結して走る列車があることです。 高松を出たしまんとは、瀬戸大橋を渡ってきた南風と途中で1本につながり、そのまま高知まで一緒に走る——という運転が行われる時間帯があります。「別々の駅から来た2本の特急が、途中でくっついて仲良く高知を目指す」という光景は、四国の特急ならではの見どころです。

利用する側にとっては、乗る号車によって行き先が変わる点に注意が必要です。連結する列車では、しまんと側と南風側で号車が分かれているため、きっぷに書かれた号車をきちんと確認してから乗るのが安心。どの列車が連結運転になるか、何号車がどちらの列車かは時期によって変わるので、公式の列車案内で確かめておくと迷いません。

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南風とくっついて走る列車があるって、鉄道あるあるやけど毎回ちょっと感動するわ。号車だけは間違えたらあかんな

2700系・2600系 — 山も海もこなす気動車たち

しまんと・あしずりに使われるのは、南風などと共通のディーゼルカー(気動車)です。 高知へ向かう土讃線や、中村・宿毛へ延びる区間は電化されていないため、架線のない路線でも自力で走れる気動車が活躍します。主力は、カーブの多い路線を車体を傾けながら走り抜ける振り子式の新型2700系。空気ばねで車体を傾ける2600系も四国の特急網で使われています。

しまんとは山越えの土讃線をこなし、あしずりは太平洋にほど近い西南部の路線を走る——同じ気動車が、山の渓谷から海辺の町までを結んでいるわけです。使用車両や設備は運用・リニューアルで変わることがあるため、こだわりがある場合は最新の情報を公式サイトの車両案内でご確認ください。

車両特徴ざっくりした印象
2700系(振り子式) 土讃線をはじめ四国の特急の主力を担う新型の振り子式気動車。カーブで車体を傾け、山岳路線でもスピードを保って走る。落ち着いた内装で快適 いまの主役
2600系(車体傾斜) 空気ばねで車体を傾けるしくみの気動車。少数ながら四国の特急網で活躍している もう一つの新型

運行会社と運行区間

しまんとは高松を、あしずりは高知を、それぞれ起点にしています。高松側では瀬戸大橋を渡ってくる岡山からの南風と接続・連結し、高知側では南風・しまんとから乗り継いで、あしずりで西南部の中村・宿毛へ——という流れが基本。列車を乗り継ぎながら、本州や香川から高知の西の果てまで、鉄道で一続きに旅ができます。

しまんと 下り(高松 → 高知)の主な停車駅

高松 → 宇多津 → 丸亀 → 多度津 → 善通寺 → 琴平 → 阿波池田 → 大歩危 → 大杉 → 土佐山田 → 後免 → 高知

列車によって停車駅の数は多少異なり、上に挙げたのは代表的な停車駅の一例です。一部の列車は高知から先、土佐くろしお鉄道へ直通して中村まで運転します。多度津から先は南風と同じ土讃線をたどり、こんぴらさんの琴平や大歩危・小歩危の渓谷を抜けていきます。

あしずり 下り(高知 → 中村・宿毛)の主な停車駅

高知 → 佐川 → 須崎 → 窪川 → 土佐入野 → 中村 → 宿毛

あしずりは高知から西へ進み、窪川からは土佐くろしお鉄道の中村線・宿毛線に入って、幡多地方の中心・中村(四万十市)や、さらに西の宿毛(すくも)を目指します。 実際の発着時刻はダイヤ改正や季節の臨時運転で変わるため、最新の時刻は JR四国(四国旅客鉄道) の時刻・列車案内でご確認ください。

なお、窪川から先の土佐くろしお鉄道の区間は、JRとは別の運賃がかかるしくみです(きっぷは通しで購入できます)。高知から南風がそのまま中村・宿毛まで直通する列車もあり、あしずりと役割を分け合いながら西南部への足を支えています。

しまんと・あしずりの走行を地図で見る

今、しまんと・あしずりがどのあたりを走っているか、地図上のシミュレーション表示で確認できます。

マップを開く →

車両と座席タイプ

しまんと・あしずりは、普通車を中心とした構成です(編成や列車によって連結される号車が異なります)。 普通車には指定席と自由席があり、確実に座りたいときや景色のよい席を狙いたいときは指定席が安心。南風と連結して走る列車では、号車ごとに行き先や座席区分が決まっているため、きっぷを買うときにあわせて確認しておくとスムーズです。

座席・設備の種類(目安)

タイプ特徴区分
普通車指定席 あらかじめ座席を確保して乗れるスタイル。渓谷側や海側の席を狙いたいとき、混雑期に確実に座りたいときにおすすめ 編成の一部
普通車自由席 気軽に乗れる座席。空いていれば好きな席に座れるが、行楽シーズンは指定席が安心 編成の一部

上の表は代表的な構成を整理したもので、設備は車両や時期、連結する相手の列車によって変わることがあります。座席の配置を含む車内設備の詳細は、最新の情報を公式サイトの車両案内でご確認ください。

料金の目安

しまんと・あしずりに乗るには、乗車券に加えて特急券が必要です。 あしずりで窪川より先へ乗る場合は、土佐くろしお鉄道の区間の運賃・料金も加わります(きっぷは通しで購入できます)。 きっぷは駅のみどりの窓口・券売機のほか、JR四国のインターネット予約などからも購入できます。具体的な金額は区間・時期・座席によって変わるため、購入時に最新の情報をご確認ください。往復と宿がセットになった旅行商品を使うと、別々に手配するより手軽なこともあります。

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高知から先はくろしお鉄道で別運賃か。ややこしそうやけど、通しで買えるならまあ気楽やな

しまんと・あしずりの旅がおすすめな3つの理由

1. 鉄道でないと行きにくい、高知の西の果てへ

最大の魅力は、車がないと行きにくい高知県西南部・幡多地方まで、鉄道で一続きに旅ができることです。 高松や岡山から高知まで来て、そこからあしずりに乗り継げば、四万十川の四万十市(中村)や、その先の宿毛まで一本道。本州から遠く感じる四国の南西部が、意外なほどまっすぐつながっているのを実感できます。

2. 山の渓谷と、清流・海。景色ががらりと変わる

しまんとで土讃線の大歩危・小歩危の渓谷を越え、あしずりで四万十川や太平洋に近い西南部へ——と乗り継いでいくと、山深い渓谷から清流・海辺の町へと、車窓の表情が大きく移り変わります。 高知の内陸と沿岸、両方の景色を一度の旅で味わえるのが、この姉妹特急を乗り継ぐ楽しみです。

3. 名前どおりの目的地が待っている

しまんと=四万十川、あしずり=足摺岬と、列車の名前がそのまま旅の目的地になっているのも、この2本ならではの魅力です。 列車名を口にするだけで旅の行き先が思い浮かぶ——そんな分かりやすさが、高知西南部への旅心をくすぐります。

車窓のおすすめ — 渓谷から清流・太平洋へ

しまんと・あしずりを乗り継ぐ旅の車窓は、大きく表情が変わります。

景色の見え方は席の向きや時間帯によって変わります。渓谷や海の車窓を狙うなら、窓側の指定席を早めに押さえておくと満足度が上がります。四万十川の沈下橋めぐりなど、この一帯には途中下車や現地でのアクティビティで楽しめる見どころも点在しています。

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四万十川の沈下橋、写真では見たことあるけど実物の上を渡ってみたいぞ。渓谷と清流、両取りできるのは贅沢やな

高知から四国西南部へ向かう列車を地図で確認

マップ上で、しまんと・あしずりが高知とその西南部を結ぶ走行イメージをシミュレーションでご覧いただけます。

マップで走行を見る →

高知西南部(幡多地方)の旅行プラン例

しまんと・あしずりが結ぶ高知〜幡多地方には、日本最後の清流とうたわれる四万十川から、四国最南端の岬、透きとおる海の景勝地までがそろっています。到着後にめぐりたいスポットをざっくり紹介します。 宿の予約は楽天トラベルで、高知市内や中村(四万十市)などのエリアから絞り込んで探すと便利です。

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足摺岬まで行くと、もう完全に旅した感あるよな。四万十の沈下橋もカツオも欲張りたい

予約・チケット入手のコツ

しまんと・あしずりは、南風とくらべると本数が少なめの区間もあります。 とくにあしずりで幡多地方へ向かう旅は、行き帰りの列車が限られることがあるので、往復の時間をあらかじめ決めておくと安心です。

発売開始と予約方法

取りやすさのコツ

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本数そんなに多くないなら、行き帰りの時間だけ先に固めとかなあかんな。一度は幡多地方、攻めてみたいぞ!

よくある質問

Q. しまんととあしずりは、どう乗り分ければいいですか?

ざっくり言うと、高松から高知方面へ向かうのがしまんと、高知から先の中村・宿毛(幡多地方)へ向かうのがあしずりです。高知を境に役割が分かれているので、目的地が高知までならしまんとや南風、高知より西の四万十・足摺方面ならあしずり(または高知から直通する南風)を使うイメージになります。

Q. しまんとは南風と連結して走ると聞きました。乗るとき何に注意すればいい?

連結する列車では、しまんと側と南風側で号車が分かれています。行き先を間違えないよう、きっぷに書かれた号車を確認してから乗るのが大切です。どの列車が連結運転で、何号車がどちらの列車になるかは時期によって変わるため、事前に公式の列車案内で確かめておくと安心です。

Q. あしずりで窪川から先に乗ると運賃はどうなりますか?

窪川から中村・宿毛方面は土佐くろしお鉄道の路線で、JRとは別の運賃がかかります。ただし、きっぷは高知などから通しで購入できるので、乗るときに区間ごとに買い直す必要はありません。詳しい金額は購入時にご確認ください。

関連情報

本ガイドは2026年8月時点の情報をもとに作成しています。 ダイヤ改正・車両運用変更・運休等の最新情報は、運行会社の公式サイトをご確認ください。